2024年2月から本格的に受験勉強をスタート。
2月3月とZ会の教材を使用し、4月から進研ゼミのオプション講座【考える力・中学受験講座】に切り替えました。
両方受講してみて、どちらもメリットデメリットがあるなと感じました。
Z会と進研ゼミの中学受験コースの内容を比較
【Z会】
算国理社の4科目。科目ごとに内容に多少の違いはあるもの届く教材は
- 科目別テキスト4冊
- 理解度チェックの為のテスト2回分×4科目
テキストでその日の学習内容を学習。
そのまま確認問題と練習問題に取り組むみます。参考書と問題集が1冊になっているような感じです。
1回の学習時間の目安は1時間程度。
その他に、1年間継続して取り組む「毎日練習ブック」があります。毎日練習ブックは算国のみで、1科目あたり10分程度。
隙間時間で、計算や漢字熟語の練習問題に取り組めるようになっています。
【進研ゼミ】
毎月届く教材は
- 4科目で授業テキスト1冊
- 演習ワーク
- 理解度チェックの為のテスト1回分×4科目
1日あたりの学習量は授業テキストは1科目20分×3科目。
演習ワーク(練習問題)は授業テキストの1単元の学習がおわった後に取り組む仕立てになっています。
それぞれのメリットとデメリット
まずはZ会。
- シンプル
- 記述問題多め
- 1回の学習量が多い
- 算数の解説がわかりにくいところあり
- 問題の解答と解説はタブレットで確認
- 各科目とも重要ポイントには解説動画が有りわかりやすい
- 丸つけが面倒くさい
算国のテキストはいたってシンプル。無駄がなく集中して取り組めるようになっていました。
記述問題に関しては国語だけでなく、理科社会もしっかり用意されていました。暗記しただけでは回答できない問題もあります。良問が多いなと感じます。
算数の解説については不親切だなと感じる部分がありましたが、5年生から始めたから仕方がないのかもしれません。
唯一イマイチがと思うのが、問題の解答をタブレットで確認しなくてはならない点。
子供自身で丸つけするように言っていますが、面倒で丸つけとやり直しが終わっていない日もあります。
解答とセットになっている解説動画は非常にわかりやすいのですが、解答を確認するのが面倒です。
次に進研ゼミについて。
- 4科目が1冊にまとまっているので管理がしやすい
- カラフルで字が大きい(Z会教材と比較して)
- 解説が丁寧
- 授業動画少な目
- 一日分が1科目20分×3科目
1か月分の教材が授業ノート演習ワークの2冊だけなので管理がしやすいです。
テキストはZ会と比べるとカラフルで、毎回その日の学習ポイントが書かれています。
学校で「めあて」を確認してから授業をスタートするのと同じような感じで、子ども自身も「何を学習するのか」を把握しやすいのではないかと思います。
1日の学習時間の目安はどちらも同じ60分。
ただし、進研ゼミの方が負担が少なく感じます。なぜなら1科目あたり20分で3科目取り組む仕立てになっている為、集中力が切れてきたころに1科目終わるから。
気分があまり乗らない日でも取り組みやすそうです。
結局どちらの方がいいの?
全体的なレベルはZ会の方が高いと感じました。特に算数は4年生から受験勉強を始めていないと難しいのかもしれません。
小4の学校レベルでは全く問題ないのですが、中学受験の算数って特殊ですよね。
「自分は算数ができない」
とすっかり苦手意識を持ってしまったよう。
算数以外は問題なく取り組めていましたが、とにかく算数のレベルが娘には全く合っておらず、結果としてZ会から初めたのは大失敗でした。
(あくまで我が家の場合です)
進研ゼミに切り替えて約1ヶ月。
「算数やりたくない(涙)」とは言わなくなりました。
両方の教材をつかってみて感じたのは、どちらも一長一短。
どちらもいいけれど、子どものレベルに合っていない教材では勉強する意味がないということですね。
勉強嫌いになる事だけは避けたいです。